山行報告 | |||
報告者 : 丸山敏文 | |||
山 名 | 長老ヶ岳 | 山行名 | 例会 関西百名山 |
ルート | 新田辺ー京都自動車縦貫道ーR27−上乙見ー山頂ー東屋ー森林公園駐車場ー仏主ー新田辺 | ||
山行日 | 平成23年4月10日 | 天候 | 晴れ |
参加者 | CL : 丸山 SL : 佐坂 写真 : 北村 会計 : 徳田 男性 : 秋月、 上角、 片山、 西上、 守口、 弓仲、 遊佐、 北村、 梅澤、 広瀬、 上原、 小川、 津田、 坪田 赤松、 坂部、 木谷(入会希望) 19名 女性 : 河野、 内匠、 西上(素)、 山田、 吉野、 徳田、 新居、 玉置(入会希望) 計8名 合計 : 27名名 |
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ルート概略図と コースタイム | |||
山行報告 | |||
マイクロバスが到着したところは、帰路バスが森林公園に進入出来ない時の最終待ち合わせ場所の権現谷、すぐにUターンし出発地点の上乙見村に到着、30分ほどのロス。農家の前で準備体操後、小さな渓流沿いに登る。この渓流の徒渉で、苔が付着した飛び石でスリップされずぶ濡れになり安全確保ができず申し訳ありません。今年は積雪が多かったのか山道を杉の倒木が塞いでいた。枝を分け乗り越えると黄色い花粉が激しく飛散、花粉症の方には厳しい時期である。和知山の家と書かれた分岐点で、予定のコースは谷沿いの道を詰め山頂に達するが、偵察で歩くと足場も悪く谷の上部では残雪や倒木も予想されるので、谷から離れ巻き道と思われるコースに変更した。この山道はまだ整備されていないのか、道幅が細くなり慎重に歩かなければならないころがあった。頂上近くの電波塔から舗装道路に変わり階段を登ると山頂に達する。山頂からの展望は遠くが少し霞んでいるが360度の展望で素晴らしい。長老ヶ岳山頂碑で全員の撮影と元気な最長老の西上さん夫妻が記念撮影、下りで北斜面の道路にはどっさりと雪が残る。車道から分かれた尾根道はゆるい下りで東屋までなかなか高度を落とさない。尾根筋に白い花弁のタムシバ点在する。森林公園に到着するが、バスは雪解け後の悪路で登れなかったのか到着していない。公園からバスの次の待機予定場所までコンパスで調べ下山すれば間違えることはなかったが、使わなかった為予定の場所より1kmほど離れた位置に下山してしまいました。今回はいろいろとご迷惑をおかけしました。 | |||
感想文 ー 長老ヶ岳に参加してー | |||
坂部武司 | |||
今回初参加で、まだまだ経験の浅い私を、何人かの方に熟練者と思われる事があり、、先ず私自身の山との関わりを知って頂く為、これまでの山行きの経歴を紹介させていただきます。 30歳近くまでは山とは全く無縁の人生でしたが、 昭和50年代に堺の泉北ニュータウンに住んでいる頃に、近くのダイエーが主催で”横山ノックと樹氷の金剛山に登ろう”というイベントが開催され、子供と参加した事が山登りを始めるきっかけでした。 そして、登った金剛山山頂には、登山回数を競うような登山回数別に登山者の名前が書かれたボードがあり、そこに自分の名前を・・・・との思いかに四季を通じ年数回のペースで登り、堺に住んでいた10数年を通し100回近くは登りましたが、結局名前を刻む事無く、東大阪市へ引越しする事で途絶え、それ以降10年以上山登りから遠ざかっていました。 ところが平成18年に旧友人との再会で、再び山を登るきっかけが出来、その年の夏に彦根市の霊仙山を4人で登ることになりましたが、金剛山へ登っている頃は60kg台の体重も運動不足と中年太りで80kg近くまで増え、その為、同行した4人中で最年少の私のみが、息は上がるが足は上がらず途中でリタイヤする羽目に。 その事で、負けず嫌いの性格に火が付き一年後に同じメンバーでの再挑戦を目指して、その内の一人と体力作りに、六甲山を手始めに油日岳、比叡山、ポンポン山、六甲山、経ヶ塚山、打見山、鎌ヶ岳、武奈ヶ岳、愛宕山、岩湧山な近県の山を次々と踏破し、またその間別メニューで個人として自宅近くで手ごろな交野山をJR河内磐船からクロンド池を経由して交野山山頂に登りJR藤坂へ下りる10kmを3時間で、ほぼ月1回のペースで歩き、そして一年後の再挑戦に選んだ山が、霊仙山の高さから2000mをプラスした北アルプスで、JR神域から五竜岳へ登り、さらに鹿嶋槍ヶ岳から爺ヶ岳を経て扇沢へ下山するコースを2泊3日で踏破。 体力作りに歩いてきた山とは全く違う景色に感動し、また3000mに至るまでの厳しい行程を歩ききって頂上に立った時の達成感。 更に快晴の爺ヶ岳では遠くに指先程の大きさで見えた富士山に更なる感動を覚え、3000m級の山への虜になり、そして翌年には、新穂高温泉口を基点に双六岳から三俣蓮華岳を経由して水晶岳を折り返すコースを2泊3日の行程で歩き、ますます山行きへの思いが深まる中、3年目の挑戦を目前に友人が体調を崩し、1年間山行きの機会が無かったのですが、昨年夏に山下さんからの誘いを頂き山友会主催の蓼科山に同行させて頂きました。 此処まで私の山行きの全てで、まだまだ登山回数では山友会のメンバーの方々に及ぶものではありませんし、経験とマナーも未熟ですが、5年間で作った体力にはそれなりに自信はあり、月例会を中心に定期的な参加をして行きたいと思っております。 前置きが長くなりましたが、山友会会員として今回始めて長老ヶ岳登山に参加しましたが、入会時の目標では高い山を中心に参加と考えておりましたが、総会で新人紹介を受け、これまで月例会に未参加の状態でもあり、早々参加をと考えていましたので、今回参加し、結果少々荒れた歩き難いコースでしたが、沢渡りなど変化も多く、それなりに難易度もあり、初参加での不安はありましたが、1日楽しく過ごさせて貰いました。 反省として団体登山には不慣れとは言え昼食時に、沢渡りで水に濡らした足を乾かすのに、脱いだ靴を不注意で谷底に落とし、それを拾って頂いた丸山さんには大変お世話になり、 その間、 出発が10分遅れさせてしまいお待たせした26名の方々にも、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びします。 これに懲りる事無く、今後積極的に参加したいと思いますので宜しくお願いします。 |
渡渉の開始
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はまった!
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渡渉が終わると急峻なルート
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残雪を抜ける
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漸く頂上へ
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入会希望の二人
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昼食後のひと時
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下山開始
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道は崩落
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こんな大きな落石も
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急いで抜けよう
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写真提供 : 秋月さん、 北村さん、佐坂 |